K. 466a

ハ長調のピアノ協奏曲のための楽章(K. 459に関連)、K. 466a

av Wolfgang Amadeus Mozart

Unfinished portrait of Mozart by Lange, 1782-83
Mozart, unfinished portrait by Joseph Lange, c. 1782–83

モーツァルトの《クラヴィーアと管弦楽のためのハ長調協奏曲楽章》(K. 466a)は、ウィーン時代(1784年)に書かれた未完の断片で、自筆譜はわずか2枚の紙葉にのみ残されています。おそらく協奏曲の緩徐楽章として構想され、編成面から《ピアノ協奏曲第19番 ヘ長調 K. 459》と結び付けられてきたこの断片は、28歳のモーツァルトの「工房」を垣間見せてくれる、小さいながらも示唆に富む資料です。

背景と文脈

1784年、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756–1791)は、ピアノ協奏曲の作曲家兼演奏家としてウィーンで確固たる地位を築いていました。これらの作品は、公開の場での自己表現にも、私的なアカデミー(演奏会)にも用いられました。K. 466aは、このきわめて多作なシーズンに属し、ハ長調の「未完の」協奏曲楽章として伝わっています。1784年の自筆譜(原題なし、2枚の紙葉)によってのみ伝承されます [1]。そのスコアリングは《ピアノ協奏曲第19番 ヘ長調 K. 459》(トランペットとティンパニを欠く木管編成)と一致しており、これが研究者や編集者に、これを関連資料——すなわち独立した作品というより、同協奏曲と「併せて」構想された別案、あるいは放棄された楽章——として扱う動機を与えてきました [2]

音楽的性格

現存するものは、協奏曲の草稿として理解するのが最も適切です。独奏鍵盤(clavier)の線がオーケストラと統合されており、純粋なピアノ独奏曲ではありません。編成は、フルート、オーボエ2、ファゴット2、ホルン2、そして弦。これは1780年代半ばのウィーンにおけるモーツァルトの協奏曲の音響世界のど真ん中に、この断片を位置づけます。そこでは管楽器が、単なる補強ではなく、ピアノとの対話における個別の色彩としてしばしば機能します [1]

楽章が未完である以上、その形式的な展開について大づかみな断定をするのは慎重であるべきです。それでも、この手稿が存在すること自体が、モーツァルトがK. 459の周辺で、協奏曲楽章のためのハ長調の解決案を試し(そしてその後、脇に置いた)ことを示唆します。実際のところ、今日K. 466aはレパートリー作品としてというより、制作過程の証拠として聴かれることが多いでしょう。すなわち、K. 459の最終的な3楽章構成が固まる以前に、独奏の華やぎ、オーケストラの応答、管楽器の色彩といった協奏曲的レトリックを形作っていく、その一端を覗かせる資料なのです。

カタログにおける位置づけ

K. 466aは、モーツァルトのウィーン時代の鍵盤協奏曲関連資料の中で、真正ながら未完の断片として位置づけられています。そして現在では、編成上の一致と校訂上の再評価により、一般にK. 459と結び付けて理解されます [1] [2]

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[1] International Mozarteum Foundation (Köchel Verzeichnis): work entry for KV 466a with dating (Vienna, 1784), status (uncompleted), surviving sources, and instrumentation.

[2] Digitale Mozart-Edition / Neue Mozart-Ausgabe (Series V, Work Group 15, Volume 8) foreword (English PDF): editorial discussion linking KV Appendix 59 (466a) to K. 459 based on instrumentation and correcting earlier assumptions about trumpets/timpani.