K. 528

ソプラノのためのシェーナ《Bella mia fiamma… Resta, o cara》(ハ長調)K. 528

沃尔夫冈·阿马德乌斯·莫扎特

Silverpoint drawing of Mozart by Dora Stock, 1789
Mozart, silverpoint by Dora Stock, 1789 — last authenticated portrait

モーツァルトの《Bella mia fiamma… Resta, o cara》(K. 528)は、ソプラノと管弦楽のために書かれた独立した演奏会用シェーナで、1787年11月3日にプラハで完成した。名歌手ヨーゼファ・ドゥシェクのために作曲され、オペラ的ドラマを「レチタティーヴォ」と大規模で難度の高いアリアという凝縮された二部構成に閉じ込めた作品である。その結果、本作はこのジャンルにおけるモーツァルトの最も深い探究の一つとして位置づけられている。

背景と文脈

モーツァルトが《Bella mia fiamma… Resta, o cara》を作曲したのはプラハであり、それは彼のキャリアのなかでも特に熱を帯びた時期だった。1787年10月29日に《Don Giovanni》がプラハで大成功の初演を迎えた、そのわずか数日後のことである。自筆譜には1787年11月3日の日付があり、本作が名高いこのプラハ滞在のただ中に書かれたことを確かなものにしている。 [1]

このシェーナは、ボヘミア出身のソプラノでモーツァルトの親しい友人でもあったヨーゼファ・ドゥシェク(Josefína Dušková)のために書かれた。彼女は夫で作曲家のフランティシェク・クサヴェル・ドゥシェクとともに、プラハでモーツァルトを迎え入れた音楽サークルの中心人物だった。資料は一貫して彼女を献呈先および初演者として伝えており、現代の参考文献でも本作は、円熟期モーツァルトにおける代表的な「特定の歌手のための」演奏会用アリアの一つとして扱われている。 [2]

K. 528は(上演オペラの一場面ではなく)concert ariaとして、モーツァルトの作品群のなかでも独自の位置を占める。つまりこれは、演奏会の場のために作られた劇音楽であり、歌手は衣装も相手役もない環境で、一人で人物・状況・感情の推移を立ち上げなければならない。朗唱会のような条件下でオペラの強度を実現する——その組み合わせこそが、野心的なソプラノのレパートリーとしてこの曲が生き残ってきた理由である。

テクストと作曲

テクストはイタリア語で、短いながらも緊密なドラマを提示する。冒頭のレチタティーヴォ(「Bella mia fiamma, addio… Non piacque al cielo…」)に続き、アリア本体(「Resta, o cara」)では、語り手が別れ、抗議、そしてacerba morte(苦い死)への最終的な服従のあいだで揺れ動く。現代の作品目録は、本作をハ長調の「レチタティーヴォ+ロンド風のアリア」と記し、後半における大規模で回帰を志向する構成を反映している。 [1]

管弦楽法の面でも、モーツァルトは演奏会用シェーナにふさわしい1780年代後半の充実した編成を用いる。木管:フルート1、オーボエ2、ファゴット2。金管:ホルン2(ハ調)。弦:第1・第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス。したがって声部は通奏低音的な禁欲に縁取られるのではなく、急激な色彩変化やソプラノとの鋭い対話を可能にするオペラ的オーケストラに支えられている。 [3]

音楽的性格

K. 528が注目に値するのは、単なる技巧誇示の作品ではないからだ。モーツァルトは、ヴィルトゥオジティをドラマとして機能させている。冒頭のレチタティーヴォは切迫したテンポ感で進み、語り口は舞台そのもののように感じられる——中立的な導入ではなく、冒頭から即座に心理の深層へ突き落とす。続く《Resta, o cara》では、ソプラノに長大なカンタービレの線を保つ力を求めつつ、突然の跳躍、強い半音階的なうねり、そして困難さがそのまま表現上の意味と分かちがたく結びついた楽句を次々と課す。

また本作では、オーケストレーション自体が物語の重みを担う。木管はしばしば対話者のように振る舞い、テクストが優しさと絶望のあいだで転じるたびに和声の色合いを変えていく。1780年代のモーツァルトによるソプラノのための書法、とりわけ偉大な「シェーナ的」演奏会用アリア群のなかでも、《Bella mia fiamma》は悲劇的な弧を極度に圧縮している点で際立つ。途切れのない単一の場面のなかで、歌い手は別れから抵抗へ、そして焼けつくような受容へと移行しなければならない。この凝縮されたドラマトゥルギーゆえに、本作は演奏において、10分に満たない時間にオペラの一場面全体を蒸留したかのように感じられるのである。

[1] Köchel-Verzeichnis (Mozarteum Salzburg): KV 528 work entry with date (3 Nov 1787), key, and NMA reference.

[2] Wikipedia: Josepha Dušek (Duschek) biography noting Mozart wrote the concert aria K. 528 in 1787 and dated 3 November 1787.

[3] IMSLP work page for “Bella mia fiamma”, K. 528, including instrumentation listing.